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ローバーミニ、内張 レギュレーター ドア キャッチ ガラス 水切りモールの外し方【室内編】ミニクーパー

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ドア内部

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ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)のドアのトリム(内張)やドアレギュレーター
ドアキャッチドアガラス ドアハンドル(取っ手) 水切りモールの外し方を解説致します。
※本画像は左ドアでの解説ですが右ドアでも同じ手順です。

 

 目次【内張 レギュレーター ドア キャッチ ガラス等の取り外し】

 

ドアトリム(内張)の外し方

ドアトレイ

ドアトレイ

 

まず、ドアトレイを外します。
プラスビス5本で固定していますので全て外します。

 

ドアハンドル等

ドアハンドル等

ドアハンドル等

ドアハンドル等

 

続いてドアオープナーハンドル、レギュレーターハンドル、ドア室内取っ手、ドアロックカラーを外します。
ドアロックカラーは嵌めてあるだけですのでマイナスドライバー等で個人的浮かせれば外れます。
それ以外はネジで固定。

 

ドアトリム外し

ドアトリム外し

 

ドアトリムはロックピンで止まっているだけですのでプラスチックのトリム剥がし工具で剥がします。

ドアレギュレーター、ガラスの外し方

レギュレーターやドアガラスを外す前に水切りモールを先に外しておきます。
これを外さないとドアガラスは取れません。

水切りモール外し

水切りモール外し

外側水切りモール

外側水切りモール

モール固定クリップ

モール固定クリップ

 

水切りモールはコの字型のクリップでドアのはめ込んでいるだけですので、
マイナスドライバーなどで少しずつコネたり、上に叩き上げたりして外して下さい。
クリップがドア側に残ったり、外れたりしますので無くさないよう袋に入れ水切りモールと一緒に保管します。

 

ドアレギュレーター

ドアレギュレーター

 

それでは、レギュレーターとドアガラスの取り外し方の解説に移ります。

レギュレーターハンドルを使ってガラスを一番下まで下ろしておきます。

 

ボルト外し

ボルト外し

レギュレーター浮かす

レギュレーター浮かす

ハメ込み箇所

ハメ込み箇所

 

レギュレーターはプラスネジで4ヶ所で固定されています。
ネジを外した後はレギュレーター前側部でドア本体とハメ込みとなっており、
レギュレーター本体は粘土のような防振素材でドアに張り付いていますので、マイナスドライバー等で回りを浮かせます。
浮かせたらレギュレーター本体を後ろ側(キャッチ側)へずらして本体をフリーにします。
(5-10㎜ぐらい手前に浮きます。)

 

ガラスレール部分

ガラスレール部分

ガラスレール部分後ろ

ガラスレール部分後ろ

 

この状態になってからレギュレーターの足が下の窓の部分2か所から見えると思います。
どちらもドアガラス下のレールに沿ってスライド挿入されていますので、この連結を外さないとガラスもレギュレーターも外れません。

私はガラスの後ろ側を上方に上げて行きながら後ろ側のレギュレーター足をレールから外しますが、グリスの粘り等で困難な場合は前側から外す場合もございます。

 

レール外し

レール外し

 

イメージはガラスを縦に上げつつレギュレーター本体をレールに沿ってずらし片足を先に外す感じです。

片足が外れたらガラスを縦にしつつ、もう片方を外します。

レギュレーターの足が外れたらドアガラスを先に上方に持ち上げて抜き取ります。

 

レギュレーター外し

レギュレーター外し

その後レギュレーターは簡単に取れます。

レギュレーターとドアガラスのレール部分は灯油等で洗浄し固くなったグリスは取り除いてください。
組み立て時には新しいグリスを塗布します。

 

ドアキャッチの外し方

オープナーリンケージ

オープナーリンケージ

1、ドアオープナーリンケージの3本のボルトを外します。

 

ドアロックリンケージ

ドアロックリンケージ

2、ドアロックリンケージの2本のボルトを外します。

 

上から見た連結部

上から見た連結部

ドアキャッチ連結部

ドアキャッチ連結部

3、ドアハンドルとキャッチの連結部分をマイナスドライバー等でこじって外します。
噛み込みロックですので簡単に外れます。
カギでドアロックが出来ない事がある場合はここが外れています。

 

ドアキャッチ

ドアキャッチ

各ロットがフリーになってからドアキャッチの4本のプラスボルトを外しますが、この際にショックドライバーで緩めてからの方が確実です。

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ドアキャッチ取り出し

ドアキャッチ取り出し

ボルトが外れたら画像のようにキャッチ下部を斜めにしながら抜いてください。

 

連結部はCピン

連結部はCピン

連結部はCピン

連結部はCピン

リンケージとキャッチの接合部はCピンで止まっていますので小さいマイナスドライバー等で飛ばさないように外して頂くとリンケージは簡単に外れます。

 

リンケージとキャッチが外れてらCピンは無くさないよう元に戻しておきます。
これも灯油等で洗浄しといてください。

 

ドアハンドル(取っ手)の外し方

ドアハンドル固定ボルト

ドアハンドル固定ボルト

ドアハンドル固定ボルト

ドアハンドル固定ボルト

これはプラスネジ2本でドア本体に固定されているだけですので外して下さい。
後ろ側のネジはキャッチが邪魔をして外れませんがキャッチが無い状態でしたら簡単に外せます。

チャンネルシール

チャンネルシール

チャンネルシール

チャンネルシール

ここまで分解できればドアウインドーチャンネルシールを外せます。
ドアチャンネルシールゴムはレールにはめ込んであるだけですのでマイナスドライバー等で外して下さい。
部分的にボンドで張り付けてある所もございます。
(塗装する場合にマスキングで処理する場合は外さなくてもOKです)

■まとめ

初めての方はドアレギュレーターとガラスの連結を外すのに苦戦すると思います。
レールのグリスが固くなってなければレギュレーターをスライドしやすいので問題ないのですが、30年間一度も分解されてない個体はなかなか大変です。

左右マーク付け

左右マーク付け

左右マーク付け

左右マーク付け

外したドアレギレーター等には左(L) 右(R)などのマークをマジックで書いておいて下さい。
組み立ての際、左右どちらの物か一目で分かりますので作業時間が短縮できます。
意外と忘れがちですが重要の事です。

  • ドアトリム(内張)の外し方
  • ドアレギュレーター、ガラス、水切りモールの外し方
  • ドアキャッチの外し方
  • ドアハンドル(取っ手)の外し方

以上、内張 レギュレーター ドア キャッチ ガラス、水切りモール等の取り外しの解説でした。

 

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