ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)エンジンのオーバーホールを順を追って解説、
今回はタイトプラグ 別名シリンダーブロックプラグ 水抜きプラグなどと呼ばれているようですがこのプラグ交換について解説します。
目次【タイトプラグ交換方法の解説 】
使用する道具/用具
使用する道具は以下です。
- タガネ又は大きなマイナスドライバー
- ハンマー
- ベアリングインサートツール(プラグを均等に挿入出来る物)
- 600番耐水ペーパー
- ガスケットシーラー
- タイトプラグ
タイトプラグとは?
タイトプラグとはブロックプラグとか水抜きプラグなどとも呼ばれており、
ブロックのウォータージャケット清掃用&水抜き箇所としてブロックに丸い穴を開け、
蓋型の栓でシールしてあるのもです。
クーラントの交換を定期的にメンテしていれば一般的にほぼ交換する事は少ないと思いますが、
メンテナンスが悪いと錆で腐ってクーラント漏れの原因となる為、錆の多いプラグを早めに交換します。
ミニは全部で4か所ありますが、今回は錆が多い1か所のみの交換となります。
私も今回30年ぶりの交換体験です。
タイトプラグ交換の手順
エンジンO/Hとか関係なくタイトプラグのみ交換する場合はクーラント液は排出し、
交換するプラグ周辺の補機類は取り外ししてから作業してください。
●タイトプラグの外し方
タガネや大き目のマイナス貫通ドライバーを使いタイトプラグ内側の端にあてがい
ハンマーで何度か殴打するとプラグはクルッとひっくり返ります。
あとはラジオペンチ等で簡単に取り外し出来ます。
●タイトプラグの取付け方
ミニ用の新品タイトプラグを購入しておきます。
ブロックの水抜き穴部分を600番の耐水ペーパーで水研ぎ、滑らかに修正し錆などのゴミを除去しておきます。
挿入プラグ外周に薄くガスケットシーラーを塗布(穴側でも可)
タイトプラグを均一に叩き込みます私はベアリングインサートツールを応用して使用致しました。
挿入度合いは他のプラグの入り方を参考にして下さい。
まとめ
エンジンが乗ったまま作業する場合はハンマーが使えず作業がし辛いと思いますが、
慌てず出来る方法を考察してください。
- 使用する道具/用具について
- タイトプラグとは?
- タイトプラグ交換の手順
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