ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)エンジンを下すにあたり、
ブレーキマスターアッセンとクラッチレリーズシリンダーの取り外し方法について解説致します。
目次【ブレーキマスターとクラッチレリーズシリンダーの取り外し方、方法の解説 】
使用する道具/用具
使用する道具は以下です。
インチボックスレンチ
- ミリボックスレンチ(ロングの13mmボックス)
- インチスパナレンチ
- ミリスパナレンチ
- ブレーキナットレンチ
- ラジオペンチ
- 24mmメガネレンチかスパナレンチ
- ブレーキオイル廃油受け皿
- スポイド
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24mmメガネレンチ
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ブレーキナットレンチ
ブレーキマスターアッセンとクラッチレリーズシリンダー取り外しの手順
ブレーキマスターアッセンとクラッチレリーズシリンダーの取り外し手順について解説致します。
●手順
- ブレーキマスタータンクからブレーキオイルを抜く
- ブレーキマスターアッセンブルの取り外し
- クラッチレリーズホースとクラッチマスターの連結部取り外し
- クラッチレリーズシリンダーの取り外し
作業で注意すべき事
今回はブレーキに関わる作業となりますので、自己責任でお願い致します。
ブレーキマスター周辺部のチャコールキャニスター、リレー等の周辺機器を予め取り外す。
●ブレーキマスターアッセンブルの取り外し
ブレーキマスターシリンダーとブレーキブースター、取付ステー部のナット、ボルトはおおかた緩めておく
室内からのブレーキリンケージの連結ピンの割ピンをラジオペンチで外し、ピンを抜いておく。
ブレーキパイプのフレアナットをブレーキナットレンチで緩め、廃油受け皿で受けながらパイプを外す。
ブレーキマスター取り付けステーの取付ボルト/ナット計3本を外すとブレーキマスターはごっそり外れます。
●クラッチレリーズシリンダーの取り外し
クラッチマスターから出てクラッチレリーズシリンダーへ向かうパイプをブレーキナットレンチで緩め外す
クラッチレリーズホースが本体に24mmのナットで固定、裏側は19mmが代用可能 両スパナ/メガネレンチで緩めます。
ここがかなり緩みにくい場合があります。(私の個体は裏側の六角部がナメてしまいました)
クラッチレリーズシリンダー取付ステーが3か所で固定を外し取り外す。
クラッチレリーズシリンダーから出ているシャフトはシリンダーに刺さっているだけなので簡単に取り外せる
ブレーキマスター固定ナットが錆が多い場合は、潤滑スプレーを掛けつつ締めたり緩めたりしながらゆっくる外す
ブレーキオイルが塗装に付いた場合は塗装をダメにしますので速やかに水で洗い流す。
まとめ
ブレーキプロポーショニングバルブを交換したい方にも参考になるかと思います。
取り外しは簡単ですが組み上げ後にはブレーキ/クラッチパイプ内のエアー抜きが必要ですので、
知識が必要です。
2020/7月現在で記事にはなっておりませんが後に記事に致します。
- 使用する道具/用具について
- ブレーキマスターアッセンとクラッチレリーズシリンダー取り外しの手順
- 作業で注意すべき事
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