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ローバーミニ、ウォッシャー/ホーン/キャニスター/エアークリーナー/ボンネット/フロントグリル/ワンタッチグリルボタンの取付 Mini ミニクーパー

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今回は色々取り付けます

今回は色々取り付けます

ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)最後の組付けステージに入ってまいりました。
今回はウォッシャー一式/ホーン/キャニスター/エアークリーナー/ボンネット/フロントグリル/ワンタッチグリルボタンの取付について解説致します。
元あったところに取り付けるだけですが、ワンタッチグリルボタンの取付方等が参考になればと思います。

●ボンネットの取外し記事は以下をご参照ください。
https://old-mini.com/rover-mini-bonnet_trunk_door/
●キャニスターの取外し記事は以下をご参照ください。
https://old-mini.com/rover-mini-brake…tchslavecylinder/

 目次【ウォッシャー/ホーン/キャニスター/エアークリーナー/ボンネット/フロントグリル/ワンタッチグリルボタンの取付方法の解説 】

 

使用する道具/用具

使用する道具は以下です。

  • インチボックスレンチ
  • インチ・センチスパナレンチ
  • タイラップ
  • プラス/マイナスドライバー
  • ワンタッチグリルボタン
  • 新品フロントグリルMK-3

 

●新品フロントグリルMK-3
●ワンタッチグリルボタン

●この辺りのパーツはミニスペアでも購入可能
http://www.minispares.com/default.aspx

 

ウォッシャー/ホーン/キャニスター/エアークリーナーの取付

●ウォッシャー一式取付

1、4mmの透明ホースを用意し古いパイプと長さを合わせて用意する

ウォッシャーノズルとホース

ウォッシャーノズルとホース

 

2、ホースをウォッシャーノズル穴から出しウォッシャーノズルを差し込みパネルに押し込む、この際シリコンスプレーを塗布すると簡単

3、ウォッシャータンクまで配管しタンクを接続、電源カプラーを繋ぎ所定位置に収める

ウォッシャータンク

ウォッシャータンク

 

●キャニスターの取付

1、6mmと8mmのシリコンホースを用意

2、キャニスター本体を取付

キャニスター本体

キャニスター本体

 

3、8mmホースはキャブレターエアクリーナーへ配管

4、6mmホースはガソリンタックからのプラスチックパイプに配管

6mmパイプ

6mmパイプ

 

 

●ホーンの取付

今回はヨーロッパホーンを取り付けます。

この音好きです

この音好きです

1、ホーンの取付位置を決める

2、ホーンの電源線の延長とアース線をオルタネーターのボディーから配線

3、最後に鳴り確認

ホーン取付位置

ホーン取付位置

 

●エアークリーナー

デロルトのエアークリーナーにブローバイとキャニスターあらの吸い口を増設する必要がございます。
この両方を大気開放にされている方が多いですができればエアークリーナーに接続してほしいものです。
各陸運局にもよりますが車検が通らない場合がございます。

1、エアークリーナーの底部に吸い口穴を空けます。8mm・16mmの2ヶ所

エアークリーナー若干加工

エアークリーナー若干加工

 

2、水道設備用のL型パイプと接続パーツを流用しブローバイパイプ吸い口を取付

3、キャニスター吸い口は8mm穴、10/8mm異形パイプアダプターを加工しRピンでプレートに固定

4、アルミのデロルト純正インテークを取付エアクリーナーを装着
エアークリーナーはインテークに差し込むタイプ

インテーク

インテーク

 

今回エアクリーナーは新品を付ける予定でしたが、元々使っていたクリーナーのヤレ具合がよく見えこちらを採用しました。

ヤレタエアクリがしっくりきます

ヤレタエアクリがしっくりきます

 

 

ボンネット/フロントグリル/ワンタッチグリルボタンの取付

ボンネットにエンブレムやボンネットモール、ボンネットロッドを先に取付しておく

●ボンネットの取付と調整

1、ボディー側のステーからナットを外しておく

2、ボンネットを頭の上に乗せ片方のボディー側のステーに入れ軽くナットを入れ、もう片方もボネットステーに入れる

ボンネットステー

ボンネットステー

 

3、すかさずボンネットロッドでボンネットを支える

4、ナットを全て入れステーの片方の内ナット1ヶ所をロック

5、ボンネットのウインドウー側にボディーとの干渉を避けるためマスキングテープで軽く養生

6、ゆっくりボンネットを下ろしボディー側とフェンダー側の隙間を確認

7、3~6mmぐらいの隙間を残し概ね均一に近い状態とボディーパネルの高さになる様にボンネットを調整

8、ボンネットの高さと前後の調整はヒンジナット部で何度も調整、左右に関してはボンネットを上げた状態で左右に歪ませ調整
  (ボンネットステーとボンネット間にシムを別作し入れてもOK)

9、ウインドウー側が調整出来てからボンネットロック部の調整
  ボンネットロックの左右穴位置はボディー側のキャッチプレートナットを緩め調整
  前後の調整はボンネットロックピンを一旦外しロックピン取付ステーを少し曲げて調整
  ロックピンの出入り調整はボンネットを軽く抑えるとロックしなおかつロック後ボンネットが上下しない所を探して出入り調整をします

10、今回クーラーを取り付けた事によりボンネットロッドがコンデンサーに干渉、ボンネットロッドを曲げて回避
   その際ロッド格納部までの長さが足りなくなり微妙に回避できる位置を探すのに苦労しました。

ボンネットロッド曲げ

ボンネットロッド曲げ

 

11、ボンネットが軽くし閉まり、ロック解除した時も抵抗なくできる状態になればOKです。

 

●フロントグリル/ワンタッチグリルボタンの取付
サイドモールを一体化

サイドモールを一体化

グリルは純正の場合両サイドの「く」の字モールが別体ですのでグリル本体にハンドリベッターで取り付けておく

1、今回グリルは中古でいたが新品の場合は画像の様に下から2番目の隙間に8mmの穴をあけておく
  グリルの穴開け位置は下から2段目が丁度良いみたいです。

グリルの穴開け

グリルの穴開け

 

2、両サイドのモールが付いたグリルを上部4ヶ所ビスで固定

3、グリルボタンを取り付ける穴から本体の穴あけ位置をマーキング

4、位置をポンチング、下穴4mm→6.5mmのドリルで穴開け、バリ取り(微調整が出来るよう8mm穴でもOK)

5、グリルボタン用ロングボルトを取付、グリルボタン種類によりダブルナットで固定

ワンタッチグリルボタン

ワンタッチグリルボタン

 

6、グリルを取付位置合わせをして取付、クッションとグリルボタンで固定すれば終了

 

ボタンの位置は下から2段目がキレイ

ボタンの位置は下から2段目がキレイ

 

まとめ

今回一気に進めるかたちとなりましたが概ね付いていた物を戻す作業が殆どですのでまとめた記事に致しました。
【お知らせ】猛暑の為次週はお休みいたします!

  • 使用する道具/用具について
  • ウォッシャー/ホーン/キャニスター/エアークリーナーの取付
  • ボンネット/フロントグリル/ワンタッチグリルボタンの取付

 

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