ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)プライマリーサフェーサー(プラサフ)塗装仕上げを私の方法で解説致します。
目次【 プラサフ塗装の仕上げ方について解説 】
使用する道具について
使用する道具は以下を上げてみました。
エアーコンプレッサー(エアータンク含む)
エアーホース
エアーフィルター
塗装用エアーガン
塗装用容器
エアーガン
養生テープ類
塗料ストレーナー(紙製)
塗料かくはん用スティック
お玉(100円ショップ等で購入)
使用している塗料、溶材
私が使用しているプラサフと溶材について解説します。
プラサフは液体パテですが、パテの研ぎキズを埋める要素と最終塗装の乗りを良くする要素が有ります。
そして何より最終塗料の出来不出来を左右する最も重要な段階と思います。
プラサフ:日本ペイントのEXアルファー、1液性のプラサフ
溶材:日本ペイント 1500Kシンナー
養生の材料と仕方
プラサフ塗装前に養生が必要です。
養生テープと養生シート、新聞紙などを使います。
養生する場合、エッジ部分や角パネル角ルームの区切りで養生するとキレイに処理できます。
プラサフ塗装の仕方
プラサフ塗装の順序、塗装の仕方について順を追って解説致します。
養生が済みましたらプラサフ塗装に移ります。
1、シリコンオフで全体を2回脱脂します。
脱脂の際、変な傷が残って無いか、パテ研ぎの忘れが無いか等をチェックし、あれば焦らず全て処理をして下さい。
2、プラサフ缶を開け固形の沈殿物が有りますのでよくかき混ぜて下さい。
3、塗装容器に300㏄程お玉ですくって移す。
4、シンナーで薄める。
薄める度合いはプラサフがかくはんスティックからドロ~っと落ち、5秒後ぐらいにポタ々と落ちる感じまでシンナーを足す。(プラサフ1に対してシンナー0.8~1が目安)
5、塗装容器からスプレーガンのタンクに移しますがその際、紙ストレーナーを通して移す。
6、スプレーガンの調整は3か所あり、塗料量の調整、塗料が出る範囲の調整、エアー量の調整に分かれます。
(詳しくはYouTube等でご検索ください)
7、試し吹きを段ボール等にしてからサフ塗装をしますが塗装のやり方(腕の動かし方)は動画配信にてご確認下さい。
プラサフ乾燥後のチェック
プラサフは概ね数時間で乾燥します。(完全硬化は約1週間)
乾燥後、120番のペーパー目が残って無いか? パテの際が目立ってないか?
気付かなかった傷や凹みが無いか等チェックし、あればパテ盛りからでも新たに処理します。
処理後は再度プラサフを吹き付けますが、私の場合部分塗装に缶スプレータイプのプラサフを使用しております。
私はロックペイントのプラサフスプレーを使用しております。
まとめ
プラサフの仕上げ方について私の方法で解説致しました。
- 使用する道具について
- 使用している塗料、溶材
- 養生の材料と仕方
- プラサフ塗装の仕方
- プラサフ乾燥後のチェック
この段階で最終塗装面の仕上がり状態が決定しますので手を抜かず、時間をかけ仕上げてください。
見た目がイマイチだったパテ処理の部分もプラサフが入れば良い感じに見えてきます。
最終仕上げ塗装の状態を想像できる段階に入りワクワクし始める頃です。
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