ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)本塗、ペイントの仕方を私の方法で解説致します。
目次【 本塗塗装について解説 】
使用する道具/溶剤について
使用する道具/溶剤は以下です。
- 落下式スプレーガン
- コンプレッサー一式
- ウレタン塗料(日本ペイント スペリオ)白1L グリーンメタリック3.5L
- スペリオ用マルチスタンダードシンナー(他季節により数種類有)4L
- 洗い用シンナー 1500K 4L
- クリアー塗料(日本ペイント スペリオ)1L
- 塗料用硬化剤:マルチハードナー 1L
- 受け容器×2個
- 測定ゲージ付きかき混ぜスティック
- 塗料ストレーナー(数枚)
- 紙コップ
- キッチンペーパー一箱
- 防毒マスク(シンナー等の溶剤を防ぐタイプ)
塗装工程の流れ
- プラサフサンディング後、塗らない所のマスキングをする。
- 車の周りに水を撒く(水打ちする)ホコリ防止のため
- シリコンオフで2回以上脱しする。
- コンプレッサー一式の準備
- 塗料の調合準備
- スプレーガンにストレーナーを通して移し試し吹きする。
- 塗づらい処から吹付塗装をする。(2~3回塗る)
- ボディ本体を4~5回塗装
- メタリック塗装などの場合はクリアーをさらに3回塗装
- 一晩放置後マスキングを剥がす。
- 10日前後乾燥しポリッシュ工程へ
概ね以上の工程です。
初心者にウレタン塗料について簡単説明
●2液性ウレタン塗料について解説いたします。
ウレタン塗料について詳しく知りたい方は他サイトの解説ページをググってください。
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ここではどんな物なのかをザックリ解説いたします。
一般的に塗装をするのに1液性の缶スプレーで塗装する方が多いと思いますが、
この種の塗装では塗膜が厚くできませんので塗装の劣化が早く、
また時間の経過とともに塗装面が細かくヒビ割れてきたりします。
また車に使用するウレタン塗料とは相性が悪い溶剤を使用しているケースもあり
ウレタン塗装で再塗装する場合に塗装面が荒れる場合がある為、プロは嫌がります。
最悪の場合全剥ぎ塗装になる為高額な工賃がかかる場合があります。
ウレタン塗装には2液性が一般的で主剤と硬化剤とに分かれ10:1の割合で混合する場いが多いです。
完全硬化すると塗装面は固く、温度による伸縮性もあり、
塗装面が厚いので劣化してもポリッシュする事で復活しやすい塗料です。
塗料メーカーは数多くあると思いますが、一般的な日本ペイントや関西ペイント、ロックペイントなどが調達が容易なためお勧めです。
●硬化剤混合後の塗料の取り扱いについて
ウレタン塗料の混合後は早く塗り上げた方が良いですが、
塗装に失敗した場合などで後日塗るぐらいまでは硬化はしない感じです。
※プロはご法度と思いますが・・・実験的に1日放置後塗装しても私の場合は問題無かったです。
塗装後、約2時間ぐらいから触れる感じですが、強く押すと跡が残る柔らかさです。
強く押しても大丈夫な状態になるのに約3日、完全硬化に7~10日が一般的ではないか?と考えてます。
初心者が塗装する時の注意点
初心者が塗装する時の注意点として幾つか上げてみます。
- 絶対に防毒マスクをして作業してください。
健康が大事です。 - スプレーガンで塗装する場合、余っている鉄板やトタン等で一度試し吹きをし、
どれぐらいで塗料が垂れるのか確認した方がよいと思います。 - 艶を求めて一度に厚く塗らない事。(タレれます)
- 4~5回の重ね塗りをし塗り上げます。(艶に拘らない)
- 塗る間隔は10分~15分間隔(気温により違います。夏場は5,6分で乾くことも)
- 今回のようにメタリック塗装は4回前後塗装後、最後にクリアー塗料を3回吹く
- 通常のソリッド塗料の場合は4回目か5回目にクリアーを少量混ぜて塗装すると艶が出やすい。
- 塗装タレが発生した時は慌てず作業を中断し2時間~3時間乾燥後、600番耐水ペーパーで水研ぎをし修正(動画に有)
- 初めての方はドアとかトランクとかの外したパーツから塗ると練習になります。
- 塗装後のスプレーガンはなるべく早く洗い用シンナーでよく洗ったり拭き取ったりして掃除を怠らない。
- スプレーガンの使い方は詳しく説明しているサイトを参考にしてください。
スプレーガンの吹き方は私がUPする動画を参考にして頂ければ幸いです。
塗装時ゴミが付着しますが気にせず塗装してください。
磨きの前に除去します。
まとめ
本塗装の仕方にについて私の方法で解説致しました。
- 使用する道具/溶剤について
- 初心者にウレタン塗料について簡単説明
- 塗装工程の流れ
- 初心者が塗装する時の注意点
初心者の方は失敗する事も考え塗料は1Lぐらい多めに購入する事をお勧めします。
失敗し後日再塗装する場合にも安心です。
肝心なのは失敗しても再塗装が出来るので諦めないでください。
私などは塗装は「おまけ」と思っておりますのでいまだに下手くそです。
乗れる状態に回復する事が重要と考えてます。
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