ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)は、ウインドー周りに続いてボディ本体のサビ取りをします。
手順はウインドー周りのサビと同じ工程となり、
今回のページはほぼ作業状況の紹介にとなります。
目次【ボディ本体のサビ取りと下地処理】
フロント部分のサビ取り
フロント部分のサビの取り方について解説致します。
ウインドー周りのサビ取りと作業的には同じですが、改めて以下解説致します。
1、マイナスドライバー等を当て膨れたサビは概ね取ります。
2、ディスクグラインダーを使ってサビを取りますがグラインダーに錆を取るのにすごく適したメディアを使います。
3Mから出ている CNSベベルがとてもお勧めです。
普通のサビ取りディスクではディスクがすぐに摩耗するのと錆が取れる速度が違います。
またCNSベベルは状態の良い鉄板部分の摩耗はあまり無く錆だけ除去できる感じです。
箱入り |
ビフォーアフターの画像の通りサビはあらかた取れた感じでOKです。
サイドステップ・フェンダークウォーター部のサビ取り
この部分もフロント部分のサビの取り方と同じ作業です。
ビフォーアフター画像でご覧ください。
この部分はサビが激しく、強度を有する部分ですので一部作り替えが必要と考えております。
■リアパネル部のサビ取りこちらもビフォーアフター画像でご覧ください。
直す方法の決定
サビを除去した後、直す方法を考えます。
【修理方法の決定】
1、フロント部分 この部分は大きな穴も無いので防錆剤POR15とポリパテで仕上げます。
2、サイドステップ・フェンダークウォーター部 この部分は強度も必要ですのでステップの穴部分は鉄板を溶接し処理。 フェンダークウォーター部は腐りも多いので一部作り替え。
3、リアパネル部分 事故後の板金修正と一部作り替え、トランク内部も一部作り替え
以上、サビ除去作業後に下地処理の方法を考察する事例をご紹介いたしました。
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