ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)クラッチマスターシリンダーの取り外し方法について解説致します。
(MTトランス車のみ)
目次【クラッチマスターシリンダーの取外し方、方法の解説 】
使用する道具/用具
使用する道具は以下です。
- インチボックスレンチ
- インチスパナレンチ
- ペンチ/ラジオペンチ
- ライト
クラッチマスターシリンダー取り外しの手順
クラッチマスターシリンダーの取り外し手順について解説致します。
予めクラッチマスターシリンダーからレリーズシリンダーまでのパイプは外しておく。
1/2インチのナット2個と室内側リンクリンケージのクレビスピンでを外せば取り外しできます。
室内側から作業しヒーターダクトを外し、クラッチリンケージ接続のクレビスピンを外す。
エンジン側1/2インチ2個を外す。
本体を持ち揺さぶりながら取り外す
作業で注意すべき事
クラッチリンク連結部のクレビスピンには割ピンが有り、これを抜くのに一苦労します。
(取り付けの際は簡単なロックピンを使用予定)
手前のヒーターダクトの裏側にある為、ヒーターダクトは取り外します。
クラッチオイルの漏れ等で1/2のインチが錆びてる場合は潤滑スプレーを吹きかけながら取り外す。
クラッチマスターシリンダー本体はボディー側に張り付いて場合がありかなり揺さぶらないと
パッキンが剥がれてくれない。
取り外しは本体を立てたまま取り外す。
クラッチオイルは塗装を痛める可能性があるので慎重に。
クレビスピンの偏摩耗は交換
またクラッチマスター側のクレビスピン挿入穴が楕円摩耗の場合クラッチマスターを交換
楕円摩耗がない場合はインナーキット交換でオーバーホールのみでOK。
まとめ
クラッチマスターは10万キロを超えた辺りからクレビスピンの摩耗やピン穴拡大で
クラッチの操作感がやや低下します。
皆さんが所有されているミニが10万キロを超えている場合は一度チェックしてみてください。
- 使用する道具/用具について
- クラッチマスターシリンダー取り外しの手順
- 作業で注意すべき事
動画配信中 |