ローバーミニ(Mini、ミニクーパー)ボディ本体に引き続き、復習として
左右ドア、ボンネット、トランクフードのプライマリーサフェーサー(プラサフ)塗装仕上げを解説致します。
目次【左右ドア、ボンネット、トランクフード プラサフ塗装の仕上げ方について解説 】
使用する道具・塗料等を改めて紹介
使用する道具はボディ本体と同じ道具/塗料となりますが、
改めて記載いたします。
- エアーコンプレッサー(エアータンク含む)
- エアーホース
- エアーフィルター
- 塗装用エアーガン
- 塗装用容器
- エアーガン
- 養生テープ類
- 塗料ストレーナー(紙製)
- 塗料かくはん用スティック
- お玉(100円ショップ等で購入)
●塗料
プラサフ:日本ペイントのEXアルファー、1液性のプラサフ
溶材:日本ペイント 1500Kシンナー
ドア部の錆処理~養生の仕方までの復習
流れを箇条書きで解説いたします。
復習と思ってお付き合いください。
●ドア・ボンネット等のサビをCNSベベルで除去
●サビ部をPOR15でサビ止め、腐りで穴が開いた所はグラスファイバー+POR15で塞ぐ、1日乾燥後
●サンドペーパー120番で足付けし中間パテでパテ盛り、1日以上乾燥
●サンドペーパー120番でパテ研ぎ後、面が出てから240番で仕上げ、全体を240番とスコッチブライトで足付け
●パテ部の面が整い、全体の足付けが出来たらシリコンオフで全体を脱脂2回以上
●ドアロック取り付け部など穴は内側から養生テープ等で塞ぐ、
ドア内側の塗装しない部分は養生する。
●最終チェックで凹凸が無いかチェックしあれば再処理しなおす。
●塗布用プラサフを作る。
詳しくは「プラサフ仕上げ」を参照
●スプレーガンで3回塗布、最後の1回は少しシンダーで薄めて塗布
●室内側から塗り、1時間から2時間の乾燥後に表面を塗る。
●丸1日乾燥。
プラサフ乾燥後のチェック
1日乾燥後以下の事をチェックします。(完全硬化は約1週間)
- 120番のペーパー目が残って無いか?
- パテのキワが目立ってないか?
- 気付かなかった傷や凹みが無いか等チェックし、あれば再処理します。
処理後は再度プラサフを吹き付けます
缶スプレータイプのプラサフを使用する。
120番のペーパー目等の処理にチューブタイプのラッカーパテを使用
まとめ
プラサフの仕上げ方の復習となる記事となります。
- 使用する道具・塗料等を改めて紹介
- ドア部の錆処理~養生の仕方までの復習
- プラサフ乾燥後のチェック
何度も書きますが最終塗装面の仕上がり状態が決定しますので手を抜かず、時間をかけ仕上げてください。
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